苦痘病（ビターピット）

果樹の病害虫へ 苦痘病は（ビターピット）は、りんごに発生します。

りんごのお尻の部分に斑点状の凹みができます。りんごの中は、コルク状になっていて、食べると苦いです。もっと多くの凹みが出来ることも多いです。 　通称、ビターピットとは、カルシウム欠乏症のことをいいます。苦土石灰など、通常の施肥を更新していれば、あまり被害に遭うこともありませんが、肥料の一つの窒素過多になると、ビターピットが増えます。 　品種によって出やすい品種と、出にくい品種とがあります。 　この品種は、ふじですが、窒素過多になるとやや出やすい方です。あまり窒素過多やカルシウムが不足しているわけでもないのに、やや大玉になったりすると、なりやすいのが私の経験から王林という品種が非常に､ビターピットになりやすいです。昔は、陸奥なんていう品種もなりやすかったです。 　ピターピットになったりんごは、窒素過多で美味しくないです。

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