花腐れ病 (灰星病)

果樹の病害虫へ 灰星病は､主に桃やプラムに発生します。

桃の花が腐ってかれてしまうので、花腐れとか花腐れ病とかも呼びます。でも本当は灰星病です。全年の越冬菌が枝に付着していたのでしょう。前年灰星病が、多発した樹においては、よく発生します。 　これも同様の花腐れ。 　これも花腐れ。羅病した花は、摘み取ってしまわないとなりません。 　花だけではなく、先端の葉も枯れています。 　羅病した花を摘み取ったところ。その場所の枝が腐り、枯れてしまい、先端の新梢の葉が枯れてしまいました。 　これをよく見ると、灰星病の菌と同じだということが、よくわかります。この菌が枝にあり、花カスが残ったまま実が大きくなると花カスから，幼果に感染し、幼果が灰星病になってしまいます。

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